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なんだかんだ言いながら、レイチェルへの想いを捨てきれないロス。彼の一挙一動が彼女への愛に溢れています。でもはっきりいって隣に座っているチャンドラーにとってはうっとうしいことこの上なし。
ここでも、ウェイトレスとして働くレイチェルを見つめながら 「理想の女性像」 を語っています。つまり、それってレイチェルのことなんですけどね。
いい加減あきれはてたチャンドラーが言うセリフがコレ。
yarn とは紡ぎ糸の意味。ロスが言う 「ときめき」 だとか 「ドキドキ」 だとかを与えてくれる人、というかもの、としてチャンドラーが挙げたのは 「ちっちゃな紡ぎ糸のおもちゃ」。さて、どういう意味なのでしょう。
胸をドキドキさせてくれる 「ちっちゃな紡ぎ糸のおもちゃ」。なんだかナゾナゾみたいですね。でも、ネコを飼っている人はぴんと来たんじゃないでしょうか。この 「ちっちゃな紡ぎ糸のおもちゃ」 とは子猫が大喜びするあの球形の糸玉のこと。チャンドラーはロスのセリフ、またレイチェルを求める年甲斐のないその 「子猫のような」 純粋な視線? をこのジョークで茶化したというわけ。
さらにチャンドラーのジョークは続きます。
"What's Happening" とは1970年代半ばにアメリカで放送された黒人一家のドタバタを描くシットコム。Dee はその登場人物の1人です。
レイチェルやロスにも関係なければ、この場面にもまったく関係のないドラマなので、とくに具体的な意味はないジョークなのですが、わが社のネイティブスタッフによるとこのジョークのポイントは 「まったく予期しないタイトルと名前が登場するところ」 なのだとか。「誰のこと」 なんてあからさまにとぼけてみせるロスを、痛烈に茶化したチャンドラーのジョークでした。
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